ヘッダーイメージ
大悲殿「木島北向厄除観音」の歴史

本堂とは別に境内には北向山大悲殿と呼ばれる観音堂があり、ニ体の観世音菩薩像が奉置されております。
一体は秘仏とされており、上田市別所温泉常楽寺の北向観世音菩薩さまの分身仏で、江戸期に当山にお迎えした尊像で,古例に則り七年ごとに御開扉大法要が行われ、その期間のみ御開帳されます。
もう一体は秘仏の前に奉置されていることから前立千手観音像と呼ばれ、徳川家康公幼少の頃の護持仏と言われております。こちらは大本山増上寺の中興開山観智国師より浅草貞源寺に寄進され、その後所縁により当山大悲殿に遷座されました。
前立千手観音像は各御祈願の折にご参拝いただけます。
フッターイメージ